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パラグアイが大好きになる理由:パラグアイと日本をお茶文化から考える

みなさま こんにちは。

2年ぶり以上の更新です。

 

研究室の学生さんたちとパラグアイに渡航しはじめて5年目になりました。前任大学もいれるともう少し長くなります。

 

最初に学生さんをパラグアイにお連れする時は正直不安でした。パラグアイは、私にとっては青年海外協力隊隊員として23ヶ月暮らした第二の故郷であり、家族もいるし、お友達もたくさんいる。スペイン語もできるし、グアラニー語のまだ多少は話せる。地域研究者として毎年パラグアイに「帰省」しているので「居場所」がある。一方、学生さんにとってはどうなのだろう、楽しんでもらえるのかな、国際協力の「きらきら」したものに憧れ遠い!パラグアイまで来たものの、いざ現場に入ると理想と現実のギャップで落胆するのではないかな、親御さんは不安だろうな、など色々な思いが巡りました。

 

ところが、パラグアイに渡航した第1期生からリピーター率がとても高く、2回連続して渡航するメンバーも23割はいました。そしてパラグアイが大好きになり、大学を休学し現地に向かう学生もおりました。NPO法人のインターンで渡航するメンバーが多かったです。2年連続大学のプログラムでパラグアイに行き、ますますパラグアイが大好きになり、青年海外協力隊短期派遣(家政・生活改善)に応募した学生さんもいます。その方はOくんといいますが、なんと!53日に合格通知を受け取りました。青年海外協力隊短期派遣の訓練が終われば、晴れて協力隊員として6月下旬より9ヶ月間、パラグアイの首都アスンシオンで活動します。活動内容は経済的に困窮している方々への「健康で豊かな生活プログラム(programa de Vida Sana y Vida Saldable)」と通じた支援活動です。

 

ところで、私も含めパラグアイに関わった多くのみなさま、そして研究室の学生たちはなぜ??パラグアイにこんなに惹かれるのでしょうか?理由は複数あると思います。パラグアイの方々の他者を思いやる優しさ、農村の牧歌的な風景と温かい人々の暮らし(経済的には困難な方も多いです)、日系の方たちとの深い絆、日本人が高度経済成長の時期に忘れ去ってしまった何か大切なもの・・・などがパラグアイにはたくさん残っているからだと思います。もちろん、真っ青な空と美しい緑、テラロッサといわれる赤土、それらのコントラストは何度見ても感動します。そして、朝に昼と仕事中に飲むテレレ(冬はマテ茶)やおやつのときに家族で飲むコシード(マテ茶を砂糖で炒って作る甘い飲み物)は、なんとなく、日本のお茶の時間を思わせ、ゆったりとした気持ちになれます。

(パラグアイのマテ茶についてはこちらの論文にまとめていますので良かったらご覧ください。藤掛洋子(2007)「パラグアイのマテ茶文化と薬草文化と女性たち」、東京家政学院生活文化博物館年報(17), pp.59-70


日本でもお茶でおもてなしをする文化があります。お茶を飲むことでほっとしたり、仕事ではできない話をしたりするので、お茶の時間は短くとも大切な時間であると考えます。パラグアイの私の家族(コロネル・オビエド在住)は、道や木陰に「なまけ椅子」(と隊員たちは呼んでいる)といわれる、とてもリラックスできる椅子をいくつも並べて、のんびりとテレレやマテ茶を回し飲みします。農村でも朝5時ぐらいからお湯を沸かして、地面に木の椅子を置き、マテ茶やテレレを飲みます。昼食の前にはマンゴの木の下になまけ椅子を並べてテレレを飲みます。おしゃべりに講じるときもあれば、何も話さないで静かにマテ茶やテレレを飲むときもあります。何も話さない静けさも普通です。会話が途切れることをAngel pasa(天使が通った)、といって静けさに対する捉え方もポジティブです。こんなゆったりとした時間が、分刻みでやることに追われる日本人にとって至福の時間であるのかもしれません。

パラグアイは経済成長著しく、首都アスンシオンの方々がこのようにゆったりとテレレやマテ茶を飲む時間は以前よりも減っているかもしれません。それでもお茶を通して人と人がつながる文化には日本人が茶の湯の文化から受け継いできた何かしらの共通点があるのかもしれません。

なぜ学生たちがパラグアイにこんなに惹かれるのか、いつか色々と考えてみたいと思います。今日はテレレ(マテ茶)と日本の茶の湯文化(おもてなし)文化からちょっぴりと考えてみました。茶の湯を研究している先生方から教えを乞いたいです。

 

現地でNGOインターとしてがんばっているKさん、テレレやマテ茶を飲んでパラグアイでの活動がんばってくださいね。Oくん、青年海外協力隊(短期)合格おめでとうございます。応援しています。

 

201755日 藤掛洋子

上田駐パラグアイ特命全権大使講演会&2015年SVパラグアイ帰国報告会終了報告

上田大使講演会&

2015年度SVパラグアイ渡航帰国報告会

無事終了いたしました。

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日時:20151130日(月) 時間:14時40分~1610

場所:横浜国立大学学生会館4階

第一部 駐パラグアイ大使館上田善久特命全権大使ご講演会 14時40分~15時10分

           司会:藤掛洋子

第一部 はじめのことば 長谷部勇一横浜国立大学学長  

上田善久特命全権大使ご講演 

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第一部 おわりのことば  中村文彦横浜国立大学副学長 

第二部 SVパラグアイ渡航報告会 15時10分~16時

             司会:酒井しおり 教育人間科学部人間文化課程3

はじめのことば 藤掛洋子 

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パラグアイ紹介スライドショー 

SVパラグアイ帰国報告会

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NihonGakko大学での学術交流シンポジウム紹介

・パラグアイスラム:カテウラ地区視察

・伝統工芸:ニャンドティ調査結果

・農村部における学校建設・教育支援 メルセデス・サントドミンゴ

・日系移住地における調査・実践 ラ・コルメナ移住地、ピラポ移住地

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おわりのことば 学生代表 近藤啓太

共催:都市イノベーション研究院、教育人間科学部人間文化課程、横浜国立大学先端科学高等研究院中南米開発政策ユニット・藤掛洋子研究室

協力:横浜国立大学国際課、NihonGakko大学、(特活)ミタイ・ミタクニャイ子ども基金

『青年海外協力隊事業の社会的役割:これまでとこれから』

 

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2015
年は青年海外協力隊の派遣が開始されて50周年ということもあり、今年に入り私も複数のイベントに関わらせて頂きました。神奈川あーすぷらざで行われた『ここからはじまる国際協力』(201531日)や『協力隊祭り』(2015421日)、『青年海外協力隊の学際的研究シンポジウム』(20151127日)などです。私の中ではその集大成として、国際開発学会第26回全国大会共通論題の座長として、20151128日に『青年海外協力隊事業の社会的役割:これまでとこれから』と題するセッションを大会実行委員長の宮田春夫新潟大学教授や国際開発学会会長高橋基樹神戸大学教授、学会関係者の皆様方とともに開催させていただきましたのでご報告申し上げます。

 なお、開催にあたり、学会の共通論題に青年海外協力隊がテーマとして上がるということは極めて感慨深い、というお言葉をいくつも頂きました。私も自分自身の22年間の歩みを振り返り深くそのように思います。

 以下、会場で配布させて頂いた資料を以下に簡単にご紹介いたしますととともに会場で出ました質問について簡単に掲載させていただきます。

 

座長:横浜国立大学 藤掛洋子

 

日時:20151128日(土) 16:55-18:25(*10分遅れて開始

場所:新潟大学 E260会場

対象者:国際開発学会学会員・新潟市民・JOCVOB/OG

背景と主旨説明

今年50周年を迎えた青年海外協力隊とめぐる環境は近年大きく様変わりしている。特に「ODA大綱」から「国際協力大綱」への変更や日本政府のグローバル人材育成と青年海外協力隊、地方創世と協力隊事業との連携、企業の協力隊連携派遣、大学連携短期派遣などは特徴的であるといえよう。

 50周年を迎えた協力隊事業は、これまでの良い面は引き継ぎながらも、新たな社会の局面の中で変わらなければならない点も多々あると考える。「グローバリゼーションによる新自由主義的な競争による成長」(新潟国際情報大学平山征夫学長)のみを追い求めるのではなく、地域に根ざし、社会の随所においてJOCV経験者が日本をけん引していく(外務省国際協力局豊田欣吾審議官)ような社会はどのようにすればできるのであろう。

本セッションでは地域おこし協力隊(千葉大学大学院研究院佐藤敦会員)やNGO活動(NPO法人多世代交流館になニーナ代表理事佐竹直子氏)などの具体的な事例も参考に考えてみることを試みた。ここでの議論を通し、短い時間ではあるものの、会場の皆様方とともに変わりゆく社会の中でJOCV事業の今後の果たすべき役割と課題、可能性をついて検討を試みた。

<共通論題の流れ>

主旨説明・司会進行 横浜国立大学大学院教授 藤掛洋子(パラグアイ家政隊員) 

基調講演 新潟国際情報大学学長 平山征夫氏

     「新潟から国際協力を考える」

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これからのパネル討論に向けて

 

     国際開発学会第26回全国大会実行委員長 新潟大学 宮田春男教授

パネリスト1 外務省国際協力局審議官 豊田欣吾氏

      「青年海外協力隊と我が国開発協力の政策展開」 

パネリスト2 千葉大学大学院人文社会科学研究科特別研究員佐藤敦氏

                  (セネガル視聴覚機器隊員)

「海外ボランティアの経験は地域おこしの力となるか:

 地域おこし協力隊へのJICAボランティア任期終了者の参加に関する試論」

 

パネリスト3 公益社団法人誕生学協会理事佐竹なおこ氏(新潟県長岡市)

               (フィリピン幼稚園教諭)      

       「青年海外協力隊の経験を地域のNGOにいかす」

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質疑 会場からのご質問を3つ受け付けました。

1. 東京大学東洋文化研究所新世代アジア研究部門佐藤仁教授より、「顔のみえる援助と顔のみえない援助について」、

2. 大阪大学人間科学研究科中村安秀教授より「外国につながる方々との関わりや国籍を超えた支援の可能性について」、

3. 関西大学総合情報学研究科の久保田真弓教授より「青年海外協力隊の活動が『グローバル人材育成』の可能性を担うならば文科省との議論の可能性を模索すべきであるという」ご指摘を頂いた。

質疑応答の後、国際開発学会会長 高橋基樹神戸大学教授より終わりのことばを頂きました。

ここでの議論は改めてなんらかの形で公開できるように尽力したいと思います。

ご参加頂いた皆様方、ご協力頂いた皆様方へ厚く御礼を申し上げます。

引き続きご指導頂きたくどうか宜しくお願い申し上げます。

                                        藤掛洋子

 

分離融合の国際協力は可能か?人類学者の役割を考えた瞬間

私の所属は、横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院になります(兼任で教育人間科学部人間文化課程の教授もしております。さらにいいますと、兼任で先端科学高等研究院中南米開発政策ユニット長もしておりますが、それらはここではおいておきます)。

都市イノベーション研究院では、私のような文化人類学(あるいは「開発の人類学」、もっというならば開発人類学)や社会学などの社会科学系を生業とする教員もいれば、都市交通や建築を専門とする教員もいます。いわゆる分離融合の大学院になるわけです。

私はこの分離融合という概念は十分に受け入れておりますし、必要であると思っています。開発途上国や新興国で社会開発に関わるにも、村の女性たちの支援のために一村一品運動を繰り広げるにも、インフラが整備されなければ社会開発が先に進まない場面に多々遭遇してきたからです。また、教育の質の向上が重要とわかっていても、学校がなければ勉強ができない、教室がなければ雨の日や灼熱の太陽が照りつける日はとてもではないけれども勉強ができないので、これまでにもパラグアイの農村部に学校を作るお手伝いをさせて頂き、4つの小学校他を建築させていただきました。

そんなこともあり、インフラ整備の重要性や分離融合の重要性は十二分に理解しているつもりであります。一方、今回のパラグアイ渡航で村で学生たちや(特活)ミタイ・『ミタクニャイ基金関係者のメンバーも含め、パラグアイのとある村において道普請のお手伝いをさせて頂いたのですが、立ち止まって考える必要がある思う部分がでてきて、・・・そう改めて文化人類学者的発想がむくむくと湧き上がってきたのでした。

そのこととについて今から少し書いてみたいと思います。

とある村では、数年前からコンフリクトが起きていました。もちろん、初めて村に入った人にはわからないようなものです。数年間の関わりの中で、その村で起きているコンフリクトを解消するために道普請をしてみてはどうかという話になりました。今年の5月頃から村の関係者と打ち合わせをはじめました。11月上旬には私自身が村に入り、道委員会の関係者にも個別にも意見をうかがい、村の教会においても参加している村人全員に説明をさせて頂き承認を得ました。その後も、村にある組合メンバーや保護者会、その他の委員会のメンバー、村の女性も子どもたちの参加した住民集会において道普請をすることを村の会議で決定しました。

その後、日程がしばらく空き、雨が降った翌日、道普請の日がきました。

農民の方々は作物を収穫しないといけないということで、予定していた数の村人は参加できず、一部の村の方々と日本側の関係者による道普請の実施となりました(道普請の当日、私はその場にはいませんでした*)。

*私は仕事の都合で日本に先に帰国する必要があり、道普請は他の専門家の先生にお任せをしました。道普請は素晴らしい出来栄えで関わった村の方々も日本側からの参加者も大層に満足していたということです。形になってみえる国際協力の強みはここにあると思います(私も家庭科の先生や生活改善普及員として料理指導などをすると、料理は形になり、おなかも満足する、とても良い仕事だと思います)。

一方、村人が来なかった/来れなかったことによりおきるインパクト(ポジティブな面もありますが、ここでは主にネガティブな面)をきちんと評価する必要があると考えています。その評価のあり方は色々ありますが、道普請の実施が外部者の自己満足であったり、一部の村人にのみ裨益する状況でははいけないと考えます。もちろん、村全員の合意が取れていれば良いのですが、今回はどうだったのか改めてヒアリングが必要だと考えます。

悪い道が補修されれば、村の人々の利便性は格段に向上されると思います。その点は間違いないものだと考えます。今回は「参加者が少なくとも、この場所の普請は行わせていただきます」、ということを前もってお願いをしておりました。日本側の若手の参加者の学習のためにも、というエクスキューズがあったわけですが、コミュニティのエンパワーメントという意味においてはいくつかの課題がまだ残っていると考えます。

支援活動には時間が限られるものが多いため、人類学者のたわごとのようなもの、悠長なことばかりをいうことをどうかと言われる方もあるかと思いますが、やはりここだけは譲れない。対象地域の方々あっての支援だと思いますし、ここで立ち止まって考えることをやめることだけは、やめたくない、そんなことを思った瞬間でした。つまり、村人が数名しか集まらない中で本当に道普請を行って良かったのかという点です。私が残っていたら、道普請の時、どういう対応をしたのかということも色々と考えています。

幸いにも日本の関係者が一名現地に残りますので、この点はきちんと話し合い、村の方々にとっても今後も気持ちよく道普請ができるような仕組みと道普請で出ていく費用(機械が壊れてしまい、その補修費用も参加した人も持ち出しになるなどがないような)の相応の分担ができるような仕組みを作る必要があると考えます。

また、私が学生時代に文化人類学の先輩諸氏、指導教官から口をすっぱくして言われたことが、村に泊まるなということでした。日本の村を事例にしたお話でしたが、途上国や新興国の村でも同じことが言えると考えます。関わりが多い人との情報量は蓄積されます。この点を「平等」や「民主主義」という観点から日本人はどう考え、アメリカ人はどう考えるのか、いくつもの事例に遭遇してきましたので、近い将来、この点についても考えてみたいと思います。

道を一つとっても、学校建設を一つとっても色々なことを考える機会を頂いております。

感謝して、考えることをやめないように考え続けたいと思います。

                                                                                                                                                2015/11/26

                                                                                      ふじかけようこ

横浜国立大学2015年度SVパラグアイ渡航の終わりを迎え


横浜国立大学2015
年度SVパラグアイ渡航メンバーのみなさまへ

 

いよいよ渡航プログラムも終わりを迎えつつありますね。

長い長い準備期間を経て、パラグアイに向かい、いくつもの山を乗り越えてようやくここまでたどり着きましたね。

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私は大変残念ながら仕事の都合でみなさまより一足早く帰国しなければならなかったのですが、みなさまとお別れをした後、皆様からいただいた寄せ書きを読んで涙にくれました。教員が泣くって変ですよね。自分でも恥ずかしいです。でも、そのぐらい、皆様のサポートをしたいという気持ちがあり、パラグアイで何かを掴んでいただきたいという思いがあり、日々変わっていくみなさまの顔や態度、意見を最後まで自分の目で見届けることができなかった、そんな残念な思いの涙でもありました。

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学生さんたちが村の学校の子供たちと触れ合って走り回ったり、笑っている姿は今でも目の中に焼きついています。

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私の帰国に代わり入れ替わりに入ってくれた大学非常勤職員やピラポ日系人協会佐藤会長、パラグアイからの留学生である佐藤鈴木セルヒオ誠吾くん、京都大学の木村教授、(特活)ミタイ・ミタクニャイ基金の現地サポーターをはじめ、通訳のみなさまのお陰で無事渡航プログラムが終わったことに心より感謝しています。

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寄せ書きのお礼も込めて皆さまにメッセージを送らせて下さい。

今年のリーダーのみお、昨年の渡航を予定していましたが、体調不良を見送ったため、準備期間は1年半に及びましたね。

でも、みおのがんばりで最後までグループが本当によくよくまとまっていたと思います。途中で体調を壊したり、会計の処理で行き詰まったりと色々ありましたが大変素晴らしいプログラムをよく作り上げましたね。みおがみんなに意見を求める姿には頼もしさを感じました。本当に最後までありがとう。この経験はきっと将来に役立つと信じています。

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しゅうへい、トンガから帰国したばかりなのに渡航プログラムに参加してくれて本当にありがとう。1年生の時から男子一名の藤掛ゼミでよくがんばってくれたと思います。1年生の時からこれまで見てきて、変わっていくしゅうへいをみるのは楽しみでした。トンガでの経験やパラグアイでの経験がきっとしゅうへいの未来への一歩になると信じています。

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けいた、2年生からゼミに参加してくれてありがとう。テニスとの両立はさぞかし大変だったことと思います。そんな中、このプログラムへの参加を決断してくれたことに感謝しています。村のこどもたちと遊んでいるときのけいたの笑顔を忘れることができません。また、人の話を聞くときの態度は素晴らしいです。けいたのおかげでグループがいつもぴしりとなりとても助かりました。私が村の子どもを机を運んでいる時、車から飛び出してきれくれましたね。そんな配慮に感謝しています。体に気をつけて帰国してくださいね。_mini_19

しおり、サブリーダーとしていつもサポートしてくれてありがとう。ずっと元気で笑顔を絶やさず、食事の準備なども積極的にして下さり、感謝しています。メルセデス小学校でボリボリという郷土料理を積極的に作ってくれたお陰で地域の方も大変喜ばれ、交流が進みました。また、裏方で私の事務仕事も手伝ってくれてありがとう。最後に水分不足で体調を壊してしまったようですが、私の指導がたりなくてごめんなさいね。最後まで楽しんでくださいね。


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わきちゃん、道普請プロジェクトに積極的に関わって下さりありがとう。丁度パラグアイは真夏、暑い日は40度を越えていましたね。そんな中、木村先生と綿密に連絡を取って下さり感謝しています。わきちゃんの頑張りのおかげで道普請プロジェクトの第一歩ができました。きっと、来年度もわきちゃんに続く人がでてくると思います。最初の道をつくったわきちゃんへ感謝を込めて。

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なおや、3年生からのゼミ異動という異例の措置でしたが、パラグアイを思いっき楽しんでくれて本当にありがとう。到着してすぐにホームステイチームに入り、言葉もあまりわからない中、絆を紡ぎ、家族と別れるときに涙したなおやのこと、一生忘れません。私も青年海外協力隊の活動が終わり、家族と別れるとき、さめざめと泣きました。帰国してからも1月ぐらいはもぬけの殻になりました。パラグアイの方々は本当に優しいです。なおやにもそんな出会いを与えられたこと、自分のことのように嬉しく思います。

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2年生チーム

あつし、1年生の時からゼミメンバーをリードして真摯な姿勢で本当によくがんばってくれましたね。2年生とは思えない頼もしさでこの渡航も支えてくれました。本当にありがとう。今回もソーラン節のリーダーになったり道普請のサブリーダーになったり、(特活)ミタイ基金本部のインターンとして様々な準備に関わってくれたことに感謝しています。アフリカでの体験を希望していたあつしがパラグアイに関わるようになったのもきっと何かのご縁だと思います。このご縁を大切に残された時間を有意義に過ごしてくださいね。いつも応援しています。

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あやな、参加を悩んでいた時期もありましたね。でもあやなが子供たちに囲まれて遊んでいる姿をみると、「あー参加して良かったんじゃないかな」、といつも見て思っていました。2年生ということで授業レポートなどもこれからしんどいことがあるかもしれませんが、それ以上のものを獲得できたのではないかと思います。是非ともこの経験を活かして次につなげて下さいね。

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おおはしくん、1年生の時、基礎演習だったかな、パラグアイ渡航を知り、是非とも参加したいと様々な準備に関わってくれて本当にありがとう。おおはしくんのアイディアのぶんぶんゴマのおかげで子供たちとの素敵な時間を過ごすことができましたね。また、ホームステイにも積極的に挑戦してくれてその勇気に乾杯です。村での生活で少し体調を壊してしまったようですが、得たものは大きいと思います。これからもがんばりましょう。

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おがわくん、経営学部からの参加本当にありがとう。おがわくんのお陰で私も多くのことを学ばせていただきました。リコーダーの提案も素晴らしかったです。子供たちがあんなに目を輝かせてリコーダーを吹く姿に、こういう国際協力も絶対にありだな、と強く思いました。学生でも’/’だからできる国際協力って本当にたくさんあるんだな、そんなことを教えて頂いた瞬間でした。ラオスでの活動がんばってくださいね。

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どひー、通訳ボランティアとしての参加本当にありがとう。たくさんの資料を訳すなど夜も眠れずさぞかし大変なことだったかと思います。どひーのお陰で渡航メンバー全員が色々な場面で助けられました。また、積極的にホームステイに関わって下さり、受け入れ家族のみなさまは大変喜ばれていました。どひーのチャレンジ精神に乾杯です。これからもパラグアイとミタイ基金をよろしくね!

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せいごくん、「パラグアイのことは僕が学生たちに教えると思ってパラグアイに来たら、先生の方がパラグアイのことに詳しかった」という最初のお話はとても興味深かったです。私もパラグアイに関わり始めて22年、せいごくんが赤ちゃんだったときです。私の知っていることもあるかもしれませんが、それでも、この渡航はせいごくんやせいごくんのご家族・ご親戚のサポートで成り立っているようなものでした。到着時のお迎えやご親族からの日本食の提供などがなければ、参加学生たちは暑さと環境の変化からもっと早くに体調を壊していたことと思います。最後まで無事に楽しい時間を共有できたのは一重にせいごくんとご家族・ご親族のみなさまのお陰です。本当にありがとうございました。

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かなえさん、今回は無理を言ってサポートに入ってもらいましたが、関わって頂き本当に助かりました。通訳もさることながら、体調不良の学生がでた時はその対応を助けていただくなど、かなえさんの存在がどれだけ大きかったことか。食事にまで気を使わせてしまい本当に感謝しています。これを機会に日本の同年代の若者たちと日系の若者たちがもっともっと繋がっていけると嬉しいなと思います。これからもよろしくお願いいたします。

りりーさん、今年で3回目の渡航プログラムにこれまで関わって下さり本当にありがとうございます。1年目のあの苦労と2年目の経験を活かして3年目は想定内で動けたかもしれません。それでも、日々変わる状況の中、色々と降りかかってくる無理難題に対応して下さり感謝しています。本当にありがとうございます。そしてこれからもどうか宜しくお願いいたします。

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ピラポでお世話になった皆様方、オビエドでお世話になった皆様方、アスンシオンでお世話になった学術交流協定大学の関係者のみなさま方、JICAパラグアイ事務所の皆様方、駐パラグアイ大使館上田特命全権大使、そしてご関係のみなさま方、駐日パラグアイ大使館豊歳特命全権大使、ご関係の皆様方、横浜国立大学の関係者のみなさま方、学生さんの保護者の皆様方、関わって下さった皆さま方に厚く御礼申し上げます。

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このプログラムはパラグアイに到着してからが始まりで、パラグアイを出立することにより終わりとなります。ですので、1123日の15時でこのプログラムは終わるになります。これから成田に向けての36時間の長い旅路が始まります。どうかくれぐれも気をつけてお帰りください。

サンパウロではターミナルを間違えないようにして下さいね。ヒューストンではWi-Fiフリーがありますので、少し安心かと思います。Kくん、飛行機に乗る前に必ず酔い止めを飲んでおいてくださいね。また、お腹のすぐれない方はビオフェルミンなどを服用して下さいね。

最後に私事で恐縮ですが、私の不在中、留守番をがんばってくれた息子にもありがとうをを伝えさせてください。そして私の不在中、支えてくれた家族やお友達にも感謝しています。

多くの皆様方に支えられて成り立っているこのプログラムも終わろうとしています。感謝の気持ちを忘れずに、これからも自分にできることを一生懸命やっていきたいと思います。

心より感謝を込めてプログラムのご挨拶とさせて頂きます。

本当にありがとうございました。

                                             2015年11月23日

                                                 藤掛洋子

 

 

上田駐パ大使講演会&2015年度SVパラグアイ帰国報告会

駐パラグアイ大使館上田善久特命全権大使によるご講演ならびに2015年10月-11月かけて実施第3回SVパラグアイ帰国報告会です。学校増設や農村部で行った道普請などの報告も行います!

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SVパラグアイ渡航報告会

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日時:20151130日(月) 時間:14時40分~1610

場所:横浜国立大学学生会館4階

第一部 駐パラグアイ大使館上田善久特命全権大使ご講演会 14時40分~15時10分

           司会:藤掛洋子

はじめのことば 長谷部学長  

上田大使ご講演 

おわりのことば  中村副学長 

第二部 SVパラグアイ渡航報告会 15時10分~16時

               司会:林りせ 教育人間科学部人間文化課程3

はじめのことば 藤掛洋子 

パラグアイ紹介ビデオ 

SVパラグアイ帰国報告会 

NihonGakko大学での学術交流シンポジウム紹介

・パラグアイスラム:カテウラ地区視察

・伝統工芸:ニャンドティ調査結果

・農村部における学校建設・教育支援 メルセデス・サントドミンゴ

・日系移住地における調査・実践 ラ・コルメナ移住地、ピラポ移住地

おわりの言葉 駐パラグアイ大使館上田善久特命全権大使 

第三部 質疑応答 16時~1610分 

司会進行 佐々木みお・佐藤脩平

学生代表 おわりのことば 近藤啓太

共催:都市イノベーション研究院、教育人間科学部人間文化課程、横浜国立大学先端科学高等研究院中南米開発政策ユニット・藤掛洋子研究室

協力:横浜国立大学国際課、NihonGakko大学、(特活)ミタイ・ミタクニャイ子ども基金

パラグアイ国会表彰ならびに名誉博士号を頂きましたのでご報告申し上げます。


みなさま方へ

大変ご無沙汰しております。毎日があまりにも忙しくこちらのブログを更新することができなくなって数年が経ってしまいました。息子も10歳になり、それなりに悩みながらも子育てをさせて頂くことに感謝して、仕事も続けさせていただいていることに感謝して生きております。

先日、とても嬉しいことがありましたので久しぶりにこのブログを更新させていただきたいと思い至りました。

2015年10月28日、パラグアイとの22年間の関わりを通し、駐パラグアイ大使館上田善久特命全権大使ご臨席のもと、パラグアイの国会下院より表彰と金メダル(勲章)を頂きました。また、30分程講演をさせていただきました。実際には40分かかったとあとから言われました。

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国会表彰にはピラポ日系人会長ご夫妻も駆けつけて下さり大変感激いたしました。

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受賞の際に着用させていただいたのは、パラグアイの伝統的な手工芸品であるニャンドティの手作りドレスです。パラグアイ愛好家の方やパラグアイハープ奏者の方々などが時々お召になられているものです。

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今回は、シングルマザーの方や体に障がいを持たれる方たちが作って下さり、彼ら・彼女らにとっての初めての作品になりました。この後にご報告いたしますが、名誉博士号授与式の時(下に写真を掲載いたします)にはわざわざ会場に駆けつけて下さり、とても嬉しく、涙がこぼれました。大変な中本当にありがとうございました。

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こちらの写真が10月30日にNihonGakko大学より名誉博士号(教育学)を授与された時のものです。

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二つの受賞(正確には3つの受賞)は身に余るものであり、これまで私を助けてくださった村の方々やご関係者の皆様とがあってのものであります。これらの賞は、私ではなく、パラグアイのご関係者の皆様方に贈られたものであることをしっかりと胸に刻み、これからも教育研究実践活動に真摯に取り組み続けたいと思います。

これからも多方面でご迷惑をおかけすることがあろうかと存じますが、どうか引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。

 

                                                 藤掛洋子

「延長したくない!」3歳11か月

2009年5月21日の朝、
シオン:「ママ、きょうはえんちょう、したくない」
ママ:「延長は嫌なの?」
シオン:「・・・」

彼は保育園にいる時間が一番長い。朝7時には保育園に「一番乗り~」と到着し、20時の延長ぎりぎりまで保育園にいる。
保育園の先生たちは教育者として大変立派で、彼はかなり早い時期から、保育園が大好きな子どもになった。特に、3歳児になってからは延長が少なく、保育ママ(横浜市の保育制度に登録している方)の時間が多いと嫌だと主張する。同年代の子どもたちと遊びたいのだろう。
しかし、今日は延長をしたくないとダダを捏ねる。
ここは一つ、彼のためにがんばって仕事を終わらせよう。

ママ:「じゃあ、19時には迎えに行くね」
シオン:「いやだ、もっと早く。3時とか4時に」
ママ:「それは無理なんだよ~。本当にごめんね。でも、がんばって19時には必ず行くから、指きりゲンマン!」
シオン:「わかった・・・」

母は時間になると仕事を一旦放り出し(あ~あ)、19時丁度に保育園にやっとこさで到着。ふ~、シオン喜んでくれるかな(ウキウキ)!
彼のいる組の前に到着すると、緑色の(ピーターパンと子どもたちが呼んでいる)服と帽子を被ったシオンにばったり。

ママ:「シオン~、約束通りお迎えにきたよ♪♪」
シオン:「ママ、お迎え早い!きらい!」と言って彼は駆け出し、隣の部屋でピーターパンの緑の帽子を投げ捨てて壁にぶつけ、大きな涙をポロポロと流しだした。そして、大声で泣き出した。
ママ:「あれ~、ママ、お約束守ったんだけれど。どうしよう、じゃあ、もうちょっとしてから来るから、ピーターパン、踊ってくる?」
シオン:「ママ、きらい、あっち行ってて、踊っているの見ないで、2階に行ってて」と大泣き。
ママ:「わかった、シオン、じゃあ、ママ、あとでまた来るからね、ほらほら、踊っておいで」
と私は彼をなだめすかし、中途半端な仕事を少しでも進めるため、先生に事情を話し一旦保育園を後にした。

19時45分に再び園に

保育園の扉を開けるや否や、この世の終わりのような声で、大きな保育園中に響き渡る声で泣き叫ぶシオンの声がほら穴(子どもたちの大好きな空間)から聞こえてきた。もしやと思いのぞいてみると、やはり彼は先生と一緒にほら穴にいた。
シオン:「ママ、ひっく、なんでいなくなったの、ひっく」
ママ:「だって、ピーターパンを踊ってたから」
シオン:「でも、だってぼく、2階で待っててて言ったよ、ひっく」
ママ:「ごめんね、忘れ物もしちゃったし。」
園の先生:「彼はなんで保育園からママがいなくなったか、ちゃんとわかってますよ(笑笑)。そうだよね、シオンくん。」
シオン:「ママが、ひっく、お迎えにきてくれたのに、ひっく、シオンが、ひっく、かえりの、ひっく、おしたく、ひっく、しなかったから、ひっく。」
園の先生:「しおんくん、ママがお迎えにきたらどうするんだっけ?(笑笑)」
シオン:「ひっく、ピーターパンの、ひっく、おどりを、ひっく、やめて、ひっく、おしたくするの」

ピーターパンを踊り終わった19時20分頃、ママがいないことに気づき、それからずっと大泣きだったとのこと。
あれれ~、ごめんね。大好きなお友達が延長にいたから、そのお友達と踊りたいのかなと思ったんだ。


翌日シオンは先生に向かって:「今日は○▽先生がピーターパンの踊りを踊ってね、って言っても、僕はママが来たら帰るからね?いい?」と説明したそうだ。
園の先生:「昨日のことがよっぽと懲りたようですね、今日は先生に頼まれても踊らないからね」と言ってましたよ(笑笑)。


子どもの主張を的確に読み取りたいと思うものの、どうしても仕事の都合、大人の都合で色々な判断をしてしまう。
彼は、母は2階で待ってくれているものと思っていたようだ。彼のテリトリーの中に保護者がいれば安心。しかし、大好きなお友達と踊っているのを母に見られるのは恥ずかしい、ということだったのだろう。シオン、ごめんね。
彼が親に求める距離が確実に変化している。はじめは密着、少し前までは、彼の目の届く範囲だった。しかし、最近は彼のテリトリーは、例えば、家の中や保育園の中などである。そこに親が居れば安心ということなのだ。彼と過ごす時間は大切にしたい。彼が少しずつではあるが親から離れているのもわかる。子どもが親を必要とする時間もあと10年ぐらいなのだろうか?成長している彼の気持ちや希望をきちんと読み取るためにも、そしてシオンと過ごす時間を大切にするためにも、もうすこし子どもの目線に立たなければならないなと反省。

UP:2009/05/21

2008年度卒業研究発表会を終えて

2009年1月28日(水)は、2008年度東京家政学院大学家政学部家政学科ライフマネジメントコースの卒業研究発表会でした。

今年の藤掛ゼミのテーマは、

「化粧の安全性を考える」  河瀬絵里香
「吉原から日本の売買春文化を考える」  千田晴香
「女性たちが高級ブランドに魅せられる理由」 豊永寛恵
「社会現象としての婚活」  宮崎直美
「今の私たちが田中正造から学べること」  工藤ふき子
「子どもたちの生活と未来~シエラレオネの子どもたちを事例として~」   坂元はる奈
「日本社会の少子化現象とその対策に関する研究」  田中光葉
「代理母出産のみらい 」  菊池未彩

です。過去の卒論テーマはこちらから。

http://www1.tmtv.ne.jp/~yoquita/students.htm

藤掛ゼミは2002年より始まりましたが、代々引き継がれることは

「とにかく厳しい、きつい」のだそうです。確かに厳しいかもしれません。

しかし、そのお陰でか、ジェンダー問題、社会問題、何かしら重いテーマに立ち向かおうとする学生さん方が多く集まってくるような気がします。

この8名は最後の最後まで要旨や原稿をチェックして、私のきつい?指導にもめげずにがんばりました。

最後の打ち上げで「きついゼミと言われたけれど、ついてきて良かった」と言われると涙がでそうになりますね・・・。

また、夜中に学生さんからこんなメールも届きました。

「藤掛先生の指導は厳しくて大変なのが本音でしたが、その分仕上がるにつれてワクワクし、4年間で学校に来るのが1番充実していて楽しかった気もします。そしてその先生のご指導で、卒論を通して社会で通用出来る細かなことに気づける力が、私もみんなもついたと実感してます。そのお陰で、ゼミ生の8人は何か他の友達とは違う絆が出来たと思ってます。それもこれも先生のお陰なので、本当に感謝してます。」

毎年、今年は手を抜こうかな、と思ったりするのですが、性分でなかなかできません。しかし、体力が続くうちはこういう厳しい形式でやり続けようと決意を新たにしたりします。

また、本日の打ち上げでは、25歳になったらアフリカに行き、青年海外協力隊として活躍したいと宣言するゼミ生もいました。感動しますね。坂元くん、がんばれ~!!!

また、ミタイ基金岡山支部を立ち上げるといってくれている学生さんもいます。千田くん、がんばれ~。

今年もまた、一人一人、個性的で、感性豊かで、そして立派な卒論発表でした。また、どこかでお会いしましょう。

教員という職業は、大変ですが、いろいろな意味で面白いものだと思います。

学生さんたちに育てられているというか、エネルギーをもらっているというか。

また、1年、これで終わったという感じで、寂しい気持ちもありますが、これもまた教員の宿命ですね。

みなさん、お疲れ様でした。そしてありがとう!!

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国際理解教育ひろば「ジェンダーと開発について地球市民として考える」~梅干しからはじまった国際協力~

昨年は、大学の教員として、ミタイ基金として、学生たちと「梅干し作りから考える国際協力」をテーマに活動してきました。

この内容について、2009年1月18日にJICA筑波でワークショップを開催する機会を与えて頂きました。

筑波方面にお住いの方は是非、のぞいてみてください。

藤掛洋子

http://www.jica.go.jp/tsukuba/event/index.html#a0118-01を参照 2009/01/16アクセス)

【講演・講座】国際理解教育ひろば「ジェンダーと開発について地球市民として考える」~梅干しからはじまった国際協力~

【担当講師】藤掛洋子 東京家政学院大学・大学院准教授

日時: 2009年1月18日(日曜) 9時45分から12時30分(受付は9時15分から)
会場: JICA筑波 管理棟3階 講義室1【地図】

国際理解教育とは「私たちが生活している世界について広く考え(Think globally)、足元を見つめて地域で活動する(Act locally)人を育む活動」です。

「平成20年度国際理解教育ひろば」は、国際交流・国際協力に関心のある方、はじめての方でも気軽に楽しく学べる内容となっています。参加型のワークショップ形式による講座を通して、一人一人が新しい発見をし、それぞれの考えを深めてみませんか?また、「国際理解教育」を担う人材としてのスキルアップを図るためのノウハウを学ぶこともできます。

H20年度は全4回の開催です。


第3回目のテーマは「ジェンダーと開発」についてです。
世界人口は、2008年現在、約67億と言われています。1日1ドル以下(※1)で生活している絶対的貧困層は、1995年の10億人から2000年には12億人に増加しており、世界人口の約半分にあたる30億人は1日2ドル未満で暮らしています。また、そのうち7割は女性であるといわれています(2000年『人間開発白書』、国際連合開発計画)。非識字者の3分の2は女性で、初等教育を受けられない子どもの60%は女児であることも指摘されています。これは、貧困の女性化(Feminization of Poverty)と言われる現象です。

私たちを取り巻く社会には、さまざまなジェンダー課題がありますが、それぞれの情報が分断されており、問題の本質を知ることも容易ではありません。ましてや、解決の糸口をつかむことは更に困難な状況です。

今回のワークショップでは東京家政学院大学大学院助教授 藤掛 洋子氏を講師に、身近にあるジェンダー課題をマクロなレベルの問題と照らし合わせ検討することから、日本や世界のジェンダー課題が一連の関係性の中にあることを考えていきます。

同時に、地球市民としてどのような課題解決に向けた取り組みができるのか、大学の学生たちが取り組んでいる「梅干しから国際協力」(新聞記事2種類)を事例に検討してみたいと思います。

専門的な知識は必要ありません。興味のある方、梅干しから国際協力とはいったい何をしたの?ジェンダーって何だろう?など、この講座を入り口にまずは世界について知りましょう!
皆さまの参加を心よりお待ちしております!!

(※1) 2008年より絶対的貧困は1.25ドルに改められました。


対象者:
   一般、高校生、大学生、NGO、教職員等、国際協力に興味のある方

参加費用:
   無料

参加・応募方法:
   電話、mail、FAXにて、氏名、連絡先を明記の上、下記問合せ先までご連絡ください。

応募締め切り:
   1月16日(金) 12時

問合せ先:
研修業務・市民参加協力課
国際理解教育ひろば担当
電話番号:029-838-1774
ファックス:029-838-1790
Eメール:jicatbic-ppt3@jica.go.jp

無事終了しました!

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